型絵染め

岡寺の春

奈良県明日香村にある、西国三十三所の第七番札所「岡寺」 石楠花が奇麗で、厄よけとしても有名な「岡寺」を染めに、先生宅へ行って来た。30cm×40cmの布に糊を置いたもの 最初、薄い色でおおまかに色を置いていく。 色は先生の作品を参考にさせて貰…

ハンノール染め 「花」

今月の型絵染めは、ハンノール染めをした。 40cm×40cmの布にハンノール染料で染める手法で、へらを使って色をおいていく。 型紙は6枚あり、「染めては乾かす」作業を6回繰り返すと絵ができる。 1回め 布の上に型紙を置き、白い部分に染料を塗って…

石舞台 ―鳳凰飛び立つ―

初めて私がデザインした型絵染めの作品。 習い始めて2年、先生にご指導頂きやっと完成した第1作だ。作るのなら私の住んでいる明日香の風景を。 それも歴史ある石舞台で作りたい!そう思い描き始めたが、切り落とさない繋がりのある絵にすることと、白い部…

ハンノール染めのクリスマス額

ハンノール染めという言葉を初めて聞く人が多いのではないだろうか? 実は、私もそうだった。 先生から聞いた時想像もつかなかったが、制作を終えて素晴らしい手法だったと実感している。 手の込んだ作り方を紹介したい。先生の彫った型紙(横40cm×縦5…

年賀状完成

先日染めた型絵染めの年賀状。 2日間乾かしたので、水に浸けて糊を落とした。 すると今回は、まさかの線がぼやけていた。心当たりはあった。それは私が糊を置いたからだ! 糊の置き方がじわじわだったり、型をサッとはがさないと線がぼやける。 置き方にも…

来年の年賀状

もうすぐ12月。 今日は、年賀状作りに行って来た。 和紙に色を染める、型絵染めの年賀状。先生が彫った巳や松竹梅・自分で彫ったクワイや鳳凰などを染めることにする。 はがきに糊をおく経験もさせて貰った。 均一にむらなく塗るように・・・ 頭では分かっ…

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺

「縦書きするのは苦手」という題で、前にブログを書いたことがある。 http://d.hatena.ne.jp/mako19581/20121030/1351545554一度自分も試してみようかと思い、あえて今回縦書きにしてみた。 皆さんは、読まれてどう思われただろう?私はパソコンで打つのが難…

談山神社の秋

奈良県桜井市多武峰にある、談山神社(たんざんじんじゃ) 紅葉が見事な神社である。今月は、その風景を型絵染めにした。 先生が型を彫り糊をおいた布(縦35cm×横30cm) 細部まで彫るのに、時間がかかったであろうと思われる。 まず、紅葉から染めて…

みかんとクワイ

今回も自分で型を彫り糊を置いた作品 途中過程と完成作品をご覧下さい。みかんは写真2Lの大きさで、卓上飾りにすると素敵である。 家で型を彫ったのは良いが、みかんの中の三角・丸が大きかった。 彫るのは好きだが、細かい作業は大ざっぱな私の性格が出て…

まほろば陶染房展

まほろば陶染房 彦庵 型絵染めの先生ご夫妻が、奈良県「橿原ロイヤルホテル」で作品展をされている。 玄関横のロビーで自由に見る事ができると聞いたので、早速行ってみる事にした。 「三輪山」の藍染めと型絵染め 中央の丸い器は、瓦の紋をかたどった花器 …

玄関に咲いた朝顔の花

玄関に咲いた朝顔の花 私の作った型絵染め 毎日眺めては、楽しんでいる。 とっても涼しげな朝顔のデザイン サイズは、縦60cm×横50cmで、ちょっと大きめの麻 タペストリーにするのなら、これぐらい大きい方が引き立つかも知れない。朝顔は大花で葉っ…

初めて彫ったなすび

型絵染めの作品 「なすび」が完成した。 サイズは、縦17センチ×横20センチ ハガキよりやや大きめ 先生のデザインをお借りし、初めて自分で型を彫って、一通りの工程を経験した作品。西洋型紙(黄土色の紙)に、スプレーボンドでデザイン画を貼る。 なす…

春日大社 砂ずりの藤

奈良市春日野町にある春日大社 境内中央に藤棚があり、穂先が地面にすりそうなほど伸びることから、 砂ずりの藤と呼ばれている。

室生寺の型絵染め

奈良県宇陀(うだ)市にある室生寺は、平安時代前期の建築や仏像があり、境内は石楠花の名所として有名な寺である。 国宝の五重の塔は奇麗で、毎年多くの観光客がこの寺を訪れている。先生が糊を置いてくださったので、染める所から始めていく。 布のサイズ…

船宿寺の型絵染め

今月の型絵染めは、奈良県御所市にある船宿寺(せんしゅくじ)の風景。 ぼたんとつつじの花で有名な寺である。大きさはハガキサイズ。 生地は厚めなので、むらにならないように、しっかり色を刷り込まなければならない。 以前に染めた作品

まほろば陶染房作品展

三輪山の朝

奈良県桜井市にある三輪山 三輪山の手前にある鳥居は、大神神社(おおみわじんじゃ)の入り口に立っている高さ約32mの巨大な大鳥居である。 大神神社は三輪山自体をご神体としている、日本最古の神社として有名である。 遠く離れた我が家からも三輪山が見…

大宇陀の夜明け

東(ひむがし)の野にかぎろひの立つ見えて かへり見すれば月かたぶきぬ 柿本人麻呂 ―万葉集―かぎろひとは冬の朝、陽が上がる前に山が染まっていく自然現象のこと。 辺りが、紫や橙・赤に染まっていく幻想的な雰囲気である。今月は柿本人麻呂が、奈良県大宇…

桜のタペストリー

型絵染めを習いに、先生のお宅へ伺った。 玄関に入ると、私はまず部屋の飾り物を見る。 昨日はお雛様とタペストリー。甘いお香の香りがする時もある。 玄関からは、おもてなしの心遣いと気配りが感じられる3月の作品は、桜のタペストリー。 生地は麻で、縦…

山の辺の春

奈良県「山の辺の道」から見た風景を、型絵染めにした。 型紙や糊おきは先生がしてくださるので、染める所からスタートする。 ももの花が可愛らしく、田畑や木々、遠くには二上山や葛城山が見える。 先生の作品を見せてもらった時から、メルヘンチックな風景…

漢國神社のさざんか

奈良市にある漢國(かんごう)神社のさざんか 丸い瓦に特徴がある建物の原画を、先生に頂いた。 生地は麻で、サイズは縦35cm×横25cmのA4サイズぐらい 塗り始めは図案が分かりにくいので、さざんかにピンクでしるしをつける。 花から葉っぱ、寺へと…

型絵染め 毬のタペストリー 

やっと完成! 毬の図案のタペストリー。 縦1mと横45cmの大作で、生地に麻を使っている。 色は入りやすいが、大きいので染めるのに時間がかかった。図案は、金沢の加賀てまり。 型紙は先生が作り、糊を置いて用意してくださる。 茶色は糊を置いてあるの…

松竹梅の壁飾り

お正月の飾り 松竹梅 松竹梅は、中国の「歳寒三友(さいかんさんゆう)」が入ったもので、 松と竹は冬期に緑を保ち、梅は花を開く事から、こう呼ばれている。 おめでたい飾りで、縁起も良いようだ。正月早々から、2階の廊下に飾って楽しんでいる。 たちまち…

寿ぎ(ことほぎ)

型絵染めで「寿ぎ(ことほぎ)」の作品を作った。 おめでたい折り鶴と可愛い手毬は、お正月にふさわしい和風の雰囲気である。 サイズは縦40センチ×横50センチで、いつもより大きい。今回の生地は絹。にじみやすいので、気をつけなければいけない。 しっ…

天益寺(てんやくじ)の残り柿

奈良県 大宇陀(おおうだ)にある天益寺(てんやくじ) 「残り柿」の風景を型絵染めにした。今回は、インドの茶面(チャメン)という生地。 素朴なかやぶきの風景にピッタリである。 図案により生地を代え、あえて白を選ばず茶色を用いている。初めに、糊を…

型絵染めのクリスマスカード

今日クリスマスカードを3枚作った。 ステンドグラスふうだが、これも型絵染めである。紙は手すきの和紙で、ハガキ大の大きさ。 壁飾りやクリスマスカードに最適である。初めての手法で必死だったため、写真を撮るのを忘れてしまった。 終わってから気づいた…

般若寺とコスモス完成

般若寺とコスモスが完成した。大好きなコスモスと寺が入り、ひと目で気に入ったデザインだ。 A4サイズより大きめの、横40センチ×縦50センチ。 黄土色が、糊を塗ってある所。 今回は少し大きいので、時間がかかりそうだ。 コスモスの花から色を染めてい…

型絵染め

今日は型絵染めに行く日だ。 朝からワクワクしている。始めたのは、1年ほど前。 ハガキ染めの講習会に行き、素敵だなぁと思った。型絵染めとは、型紙で糊を置いた布に色を染め込む手法。 布は、綿・サテン・シルクなど、デザインによって変える。 一言で言…

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