寿ぎ(ことほぎ)




型絵染めで「寿ぎ(ことほぎ)」の作品を作った。
おめでたい折り鶴と可愛い手毬は、お正月にふさわしい和風の雰囲気である。
サイズは縦40センチ×横50センチで、いつもより大きい。

今回の生地は絹。にじみやすいので、気をつけなければいけない。
しっかりと筆の水分を取りながら、色を置いていく。
新年のおめでたい図案なので、明るい雰囲気になるように。
横の色に入り込まないように気を配りながら、慎重に塗っていく。



乾いたら、塗った上に糠でできた糊を置く。
背景を塗る時、すでに塗った所に色がにじんでいかないようにブロックするのだ。



背景はうぐいす色で塗っていく。
乾いては塗るの繰り返しで、3回塗り乾かす。



2日後、水につけて糊を落とす。

昨日、先生の所へ補整しに行って来た。
鶴や手毬に、金色で刺繍をするように線を入れる。
金色をのせると、豪華な雰囲気になっていく。
実際は着物の如く奇麗だが、写真では上手く色が表現できなくて残念。




お正月は、「寿ぎ」の飾りで新しい年を迎えよう。
来年は、良い年でありますように!

先生のお宅で習って8ケ月。二人の生徒で教えてもらっている。
デザインは先生で、指導はほぼマンツーマン。
初心者の私でも失敗なく素敵な作品ができるのは、先生のご指導のおかである。

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