漢國神社のさざんか

奈良市にある漢國(かんごう)神社のさざんか
丸い瓦に特徴がある建物の原画を、先生に頂いた。
生地は麻で、サイズは縦35cm×横25cmのA4サイズぐらい




塗り始めは図案が分かりにくいので、さざんかにピンクでしるしをつける。
花から葉っぱ、寺へと進んでいき、おおまかな色から細部へと、全体の色のバランスを見ながら塗っていく。いつものように乾いては塗るを繰り返し、3度ほど重ね塗りをする。
筆は刷り込み棒というように、生地に刷り込む要領で塗っていく。




塗り終わったのを5日ほど乾かし、糊を落とす。
麻は糊が落ちやすく、水につけて30分ほどで奇麗な色が出てくる。

今回は、色が薄かった。刷りこむ力が弱かったのだろうか?
糊を落とすまで、十分に色が刷り込めているかが分からない。

色の薄い所は、先生のお宅で補修する。
額に入れて完成(今回はPCで作った額ではなく本物です。)




色を塗った時は濃いめでも、水につけるとやや色落ちする。
塗っている途中、濃いめかなぁと思うくらいが良いのかも知れない。
次はもっとしっかり色を刷り込んで、満足いく作品に仕上げたい。

.entry-content { font-size:18px; }