大阪 ATCエイジレンスセンター

ATCエイジレスセンターは、大阪南港にある健康・福祉・介護関連の常設展示場である。
エイジレスとは、「老いない」「年をとらない」という意味で、年齢による格差のない快適な社会をめざそうという願いを込めて、エイジレスセンターと名付けられた。

そこへ昨日、村内のシニア女性18名で研修に行って来た。
私たちが行ったのは、ATCエイジレスセンターの介護・福祉プラザである。
バリアフリー住宅の見学と福祉用具体験は、スッタフの方が案内と説明をしてくれた。 その一部を紹介しよう。

光で汚れをとる手すり
手すりは普通手垢で黒くなるが、光が当たると汚れがとれる。
病院などで使われていて、清潔である。



車いす電動車いす
車いすは下り坂が危険で、スピードが出ないための力が必要である。
段差や登り坂も大変だが、電動車いすは押すのが軽く介助しやすい。 
もし下りに手を放してしまったとしても、センサーでゆっくりと進みストップする。 使うのはバッテリー充電で、安全面も考えられている。



車いす体験
車いすに乗って、街の中にある段差や扉の開け閉め(トイレ)を体験する。
スライド式は開けやすいが、向こうに押すタイプは難しい。
段差は、後ろにもたれ体重を乗せると前輪が上がり、超える事ができた。



人と共存する、アザラシ型ロボット「パロ」
人に楽しみや安らぎを与える目的に作られ、名まえに反応したり抱っこがわかったりと学習をするロボット。
生後の赤ちゃん程の大きさで、笑う・泣く・目を閉じるなど可愛い。
抱っこすると気持ちよく、癒やされる気分。 
セラピー効果があるのが納得である。




ペットボトルや缶を簡単に開ける便利具
蓋につけて、出っぱった部分を回す。
握力が弱っても、これなら簡単に開けられる。
これは1個100円でお買い得かも?




用具は介護認定2でレンタルができる物があるが、全体に高価格。
確かに便利ではあるが、家庭で使うには低価格と介助する人手が必要である。 自分の老後も考えながらの、有意義な研修だった。 

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