談山神社の秋

奈良県桜井市多武峰にある、談山神社(たんざんじんじゃ)
紅葉が見事な神社である。

今月は、その風景を型絵染めにした。
先生が型を彫り糊をおいた布(縦35cm×横30cm)
細部まで彫るのに、時間がかかったであろうと思われる。



まず、紅葉から染めていく。
だいだい・朱・黄色系と変化をつけ、ひたすら色を刷り込んでいく。
同じような色が隣に来ると目立たないので、黒や同系色の濃い色でアクセントをつける。
このアクセントが作品を引き立たせてくれるのだが、どの程度入れるかが難しく先生のご指導を受ける。



染めたものを5日間置き、色を定着させる。
水につけて糊を落とすと、染めた模様が浮かび上がってくる。
この瞬間が、一番ワクワクする時間(^v^)
(布が濡れているので色が濃く、乾くと薄くなります。)



1週間後先生のお宅へ行き、白が多い所に薄く色を塗っていく。
紅葉している秋の雰囲気が出るように・・・



早速額に入れて、2階の廊下に飾った。
ひと足早い談山神社の紅葉を、楽しむことにしよう。

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