ゴルゴ松本「命の授業」

「命」「炎」など、漢字の人文字ギャクで知られているゴルゴ松本さん
漢字の成り立ちに独特の解釈を加え、講演をしているのが今、話題になっているという。
最初知った時、お笑い芸人は知名度があるので、講演依頼が殺到しているのかぐらいに思っていた。

ところがテレビで講演の様子を見たら・・・これは凄い!本物だと思った。
話を聞いて笑い方を知らない少年院の子どもたちが、メモを取りながら聞くと言うのが分かる。
話す時の間の取り方が絶妙で、お笑いで鍛えた話術に自然と引き込まれていく。

では〜〜その内容とは・・・
テレビで聞いた一部だが、紹介したい。

「吐く」という漢字は、口に+(プラス)ー(マイナス)である。
辛い時、人はグチや悲しみを吐く。
そうするとだんだんーが減ってきて、「叶う」になっちゃたぁ〜〜

夢は叶う。
だけど・・・すぐの人もいれば、時間がかかる人もいる。
「叶う」ように夢を「叫ぼう〜」




と、こういう感じである。

辛い時、心の中に何かが欠けている。
そこに1本足してあげましょう〜
それが愛であるのか・・? 優しさであるのか・・・?
答えは、自身の心の中にあるでしょう〜〜




最後にもうひとつ!

ひらがなは「あ・い・う・え・お」から始まる。
全てが「あ・い(愛)」で始まり「を・ん(恩)」で終わる。
を貰ったら、人にを返しましょう〜

聞いたらなるほどと思うが、それを考えついたゴルゴ松本さんに熱意を感じる。
少年院の子どもたちが涙しながら聞いたというのも、納得である。

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