うちのの館「藤岡家住宅」

奈良県五条市にある「藤岡家住宅」は江戸期の建築物です。
俳人藤岡玉骨(ふじおかぎょっこつ)の生家で、長年空き家になっていたのを現当主が修復をされ「NPO法人うちのの館」として公開されています。

その「藤岡家住宅」まで、おひなさまの展示と樹齢250年の長兵衛梅の木を見ようと、3月下旬に行ってきました。

車を30分走らせ、江戸時代から続いた庄屋として修復された「藤岡家住宅」に着きました。
入館料が300円で、説明を詳しくして下さいます。





樹齢250年の長兵衛梅は風格がありました。



ふすまの書や欄間の飾りが見事です。 



与謝野鉄幹与謝野晶子の書簡や高浜虚子など多くの俳人らの短冊が残されていました



金庫にはたくさんの小判や紙幣をしまっていたのでしょう?



昔から藤岡家の太い梁の中に、お金が隠されていると言い伝えられていたそうです。
噂通り梁を修復してみると、当主も知らなかった大金が出てきました。
家が痛んでも梁は何百年も耐えるからと、家の修復など非常用のお金として隠されていたという話でした。




他にも年代物の品物が・・・



優秀な息子さん3人が育った書斎。
学業のパワースポットらしいので、私も知恵を授かり(遅いのですが)ボケないようにと座っておきました。



皇室の方が奈良から大阪へ抜ける道中だったので、「藤岡家住宅」で休憩したおりに、宿泊料金の代わりに置いていった品でしょうと説明がありました。
きりの家紋と葵の家紋が、両方入っている貴重なものです。



動画を作りましたので、よろしければご覧下さい。


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