ホテイアオイと蓮の花

「奈良文化財研究所　藤原宮跡資料室」近くで植えられている、蓮とホテイアオイを見に行って来た。
近くの道路を車で走る度に、ゆっくり見たいなぁと思っていた所だ。

ホテイアオイの名前は、葉の付け根辺りの丸いふくらみが、布袋さんのお腹に似ているところから名付けられたようである。

私は蓮とホテイアオイが一緒に咲いているのを初めて見た。
「この世のものと思えぬ美しさ」という表現がピッタリの風景が、目の前に広がっていた。

大きな蓮の花のあちらこちらには、蜂の姿が。
この奇麗さは、人間だけでなく虫たちをも魅了するのだろうか？

西には畝傍山が見え、北に耳成山・後ろに香具山と、大和三山に囲まれている。
ホテイアオイは控え目な花だがひと目を引き、藤原京跡と実によく似合っていた。