やっと完成〜明日香の棚田




石舞台近くの田んぼのあぜ道から、棚田を見下ろした風景をデザインしてみた。
見た通りの風景ではなく、草を入れたり田んぼの表情が出るように・・・・
白黒のバランスが、型絵染めの面白さでもあるようだ。
先生に指導して貰い、絵は何度も描き変えた。

完成した絵を西洋史の上に貼りつけ、カッターナイフで切り取っていく。
線の切り方が鋭いと、染めた時に白い線がくっきりと出て効果的である。




布(麻 30cm×40cm)の上に彫った型をのせ、糊が均一に塗れるように網をのせる。
その上から、糠でできた糊を刷毛で置いていく。
すると切り取った白い部分に糊が入る。




顔料で色を染めていく。
塗っては乾かし3回ぐらい色を重ねていくのだが、色混ぜが難しくてなかなか思う様にならない。
先生に教えて貰い、微妙な色の作り方の要領が少しだけ分かった。




水につけて糊を落とす。

乾かしてからアイロンをかけ、裏に接着布を貼りつける。




なかなか先生のように、上手くはできない。
いつも自分はまだまだだなぁと思うが、「これも数作ることでしょう〜」とおっしゃる先生のことばを信じ頑張っていきたい。

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