めざせ!甲子園

ジムに行くと、高校野球・奈良大会決勝戦のテレビがついていた。

戦っていたのは、桜井高校奈良大付属高校。
暑い中でも高校球児たちは元気いっぱい、溌剌とプレーしている。
結果優勝したのは桜井で、甲子園初出場を手にした。




今年の奈良大会は、準決勝に残った4校のうち3校が公立校だった。
これは過去になかった事で、奈良の野球の歴史を変えたなどと言っていた。
私学優勢の中で候補だった高校が姿を消し、桜井が初優勝したのも私には衝撃的だった。

当然、優勝後のインタビューに注目する。

「試合をふり返ってどうですか?」・・・インタビュアーが訪ねると、
答えた監督さんの言葉が、印象に残った。

       「うちの選手は相手を倒す強さはないけど、
                        自分に勝つ勇気はある。」

確かに派手さはないが、ひたすら球を追っていた。
その様子が、テレビの画面から伝わってきた。
実力はそう違わないと思うから、ここという時に力を発揮することで初めての甲子園出場を手にしたのだろう。

負けて泣いている選手たちを見て、
「この瞬間が辛いなぁ〜どっちも勝たしてやりたいし・・・」と誰かが言った。

勝負には勝ち負けが生じるのは仕方ない事だけど、気持ちはよくわかる。
甲子園出場がかかっているのだから、優勝と準優勝とでは大きな違いだろう。

暑い中を試合している選手や応援団の皆さん、
どうもお疲れ様でした〜〜

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