楽しい時間

3年前、あることがきっかけで、シニアが集う仲間に入れて貰った。
最初は緊張したが、参加しているうちに気心がわかり話がはずむ友人も増えてきた。
その中のメンバー11人が奈良「百楽荘」に集まり、親交を深めた。

「百楽荘」は、昭和8年に泉岡氏が八万坪の土地に建て、当時別荘地として使用されたものである。
今は一万坪となったが、数寄屋造りの建物の大半を当時のまま使用している。

庭園伝いに歩いていくと、長寿が約束されるという長寿門に到着。
八角堂に組み上げられ屋根は茅葺という伝統工法は、見るからに歴史を感じる。



食事をする大広間は、しっとりとした静かな空間。



料理は、百楽荘御膳を美味しく頂いた。

柿の胡麻ネーズ掛け


おちょぼ蒸し
田楽
お造り
天ぷらなど


セリ山椒ご飯
味噌汁


豆乳ゼリー 
コーヒー付き


全て美味しく頂いた。

5ケ月ぶりの集まりなので近況報告や趣味の話で盛り上がり、美味しい物を食す喜びを感じている。
皆、話しながら元気の確認をしているのだ。

気心のしれたメンバーが集まると、賑やかな時間に美味しいお酒が飲める。 食べながらも、「次はいつ開く?」と、次回のことを考えている。

シニアになれば、シニアならではのお付き合いがある。
無理なくゆったりとしたペースで集まり、楽しんでいる。

短い時間ではあるが、一緒に共有する時間はお互いの元気を保つためにも有意義な時間なんだろうなぁと思っている。

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