慶びの日近づく

大安吉日の今日
家に結納が飾られた。




親として、息子にできる精一杯のこと。
地域の風習にのっとり、一般的な結納品を揃えた。

結納やさんが、並べる順番や置く位置を説明しながら飾ってくれた。
飾る間話をしないのは、縁起の悪い言葉が出てはいけないから。
鶴は幸福を運んで来てくれるように、下向きかげんに飾るのだと言う。
どうかいっぱい幸せをもたらしてくれますように!




高砂人形は、爺婆さんが仲良く寄り添うように。
昆布とするめに桜とぼたんの飾りが添えられ、いっそう華やかになる。




結納は、一週間座敷に飾っておく。
そして3月吉日、相手方へ納めることになる。

人生の大きな節目である結婚。
結納を無事終え、幸福な前途を祈りたい。

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