脳の老化の防ぎ方

先日、久しぶりに「そこまで言って委員会」を見た。
脳の専門家「加藤俊徳」氏の話が斬新で興味深く、なるほどと思いながら視聴した。

最近物忘れが多い私は、それは年齢のせいであり、仕方がないことだと思っていた。 ところが、脳も老化を防ぐことができるのだという。
指先を使うと脳に良いことぐらいは知っていたが、心の持ちようで老化を防げると聞き驚いた。

それは、「自分を28才と思い込んで生きること」らしい。
初め聞いた時エ〜と思ったが、説明を聞いていくうちになるほど思った。

脳は「知ってしまった」という認識を持つと、伸びにくくなるのだという。
28才の頃を思い、「何も知らない・未来に向かって獲得しよう」という謙虚な気持ちを持つことが、70や80になっても新しい情報が循環する脳を持つことに繋がるらしい。

次に脳番地を開拓することだという。
脳には、記憶や運動・伝達・感情・感覚などの番地があるが、同じ場所ばかり使わない方が良いらしい。 しゃべりすぎたと思ったら、聞く側に回れば良いのだ。

脳細胞は年と共に減っていくものだとばかり思っていたが、加藤氏の説によると細胞はたくさんあり未熟で使われていないものがたくさんあるのだという。 そんな細胞もネットワークを活発にすると、伸びていくというのだ。
脳細胞が減り退化する。それで老化すると思っていた私には、驚きの話だった。

脳にとって良くないことは何だろう?
「ネガティブなイメージは思考を止めるし、脳が働かなくなる」らしい。
これは健康面でも同じことが言えるだろう。
元気のない脳は、ネットワークが活動しなくなる。

28才とまでも言わないが、若い頃の気持ちで新しいことを学びたい。
50才になって運動を始めた人は、脳の運動分野がしていなかった30才よりも伸びていた。
それはMR画像で立証していたし、番地のネットワークが盛んになれば年齢関係なく脳が伸びる。 脳に定年は無いのだ。



健康はもちろんだけど、物忘れが増えてきて脳老化も心配な私。
ブログや写真加工もボケ防止になるかと思い楽しんでいる。
これからも謙虚な気持ちを忘れず、脳を使うことを心がけたい。

.entry-content { font-size:18px; }