當麻寺(たいまでら)の紅葉狩り




奈良県葛城市にある當麻寺は7世紀創建の寺院で、創立者聖徳太子の異母弟・麻呂子親王とされている。
浄土宗総本山知恩院の「奥の院」として健立された寺で、ぼたんの花でも有名である。

今日は、友人たちと當麻寺へ行って来た。
山頂の駐車場に着くと、真っ赤に色づいた紅葉が私たちを迎えてくれた。
「わぁ〜奇麗!!」
雨上がりで空気は澄み、紅葉のグラデーションに感嘆の声が上がる。
でも紅葉の奇麗さは、こんなものではなかった。




紅葉の向こうには西塔が見え、厳かな雰囲気をかもし出している。

中将姫が蓮糸を染めて織りあげたという當麻曼荼羅を見た後、浄土庭園に向かう。



極楽の池こと「宝池」








十月桜が紅葉と一緒に咲き、それはもう見事としか言いようが無い!
それなのに辺りはひっそりとしていて、訪れているのはごくわずか。
静かさの中でたっぷりと・・・贅沢な気分で景色をひとり占めできた。


  ひっそりとした石畳




       大方丈
   あずき色の石庭が素敵!


境内の中にある部屋で、庭の紅葉を眺めながら食事を頂いた。
くつろきながら話がはずみ、あっという間に2時間が過ぎて行った。




一度も訪れたことがなかった當麻寺が、こんなに立派なお寺だったとは・・・近くを通っていながら行かなかった事が悔まれた。
今度は4月〜5月に3000株のぼたんを見に、ぜひ訪れたいと思っている。

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