豊かな人生

「50代にしておきたい17のこと」本田健著 だいわ文庫の本を読んだ。
50代に関わらず、人生を楽しむという点で頷ける内容が書かれていた。
その中から、印象に残ったことを書いてみたい。

若い頃の私は自信が無く、つい「自分にはできない・・」と考えがちだった。 でも、50代にさしかかった頃から、興味があればとりあえずやってみようという考え方に変わってきている。
好きなことは、やれる時に悔いのないようにしておきたい。
それが、新しい世界を広げてくれるように思う。
今はシニアナビや趣味を通して新しい出会いがあり、先輩たちから良い刺激を貰っていることに感謝である。

また、生きていたら楽しいことばかりではない。辛いこともあるだろう。
そんな時は感情と上手く付き合うことだと書いてあった。
悲しいことや辛いことも含めて人生なんだから、しっかりと受け止め前に進みたい。

実年齢から20歳引いた気持ちで、考えたり行動したりするのも良いらしい。 新しい側面が見え、当時はできなくても今ならできるということがあるかも知れない。
嬉しいとか楽しむということに鈍感になり、ワクワク・ドキドキ感が低下していると思った人は、感動する場所へ行ったり映画を観たりしたい。 パワーが湧いてくるだろう。

自分が生きた証として、何を残せるだろうか?
望み通りに生きることが「祝福された人生」かというと必ずしもそうでなく、色々な失敗はあったけど、与えられた環境の中でベストを尽くして、縁ある人に喜ばれる人生・・・それが祝福された人生ではないでしょか?
自分には何ができるのか?
その答えが人生の意味であるかも知れません
。 

とりあえず私は、型絵染めの作品と孫へのお手製アルバムは残すことができると思ったが、後は何があるだろう・・・



健康・お金・愛・思い出・時間・・・
本には、具体的にすれば良いこと+人生をどのように捉え生きるかが書かれていた。
50代はあっという間なのだろう?
何処まで実践できるかは分からないが、心に留めておくだけでも意味があるだろう。

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