どんぐりころころ

秋晴れの爽やかな一日。
娘一家がやって来た。

孫は3才だが人見知りをするのか、最初いつも恥ずかしそうにする。
毎週会っている私を見ても、緊張ぎみ。

挨拶もそこそこに、来てすぐ遊ぶのがお気に入りのアンパンマン車。




音楽を鳴らしひとしきり走り回り、調子が出てきた所で、
「外で遊ぼうか?」
「は〜い」
階段にあった栗を見つけ、手の中に握りしめて外へ行く。

近所に、クヌギやナラの木がこんもりと繁っている神社がある。
そこにはたくさんのどんぐりが落ちている。
見つけた孫は、拾ってはへた(?)を取って喜んでいる。
そして大事そうに、袋につめていく。

「帰ろう〜?」
「もう1回。」
話が上手くできないので、もうちょっとしたい時は、いつも「もう1回」と言う。
まだまだ楽しみたいようなので、もうちょっと一緒に拾う。

袋いっぱいになったので、そろそろ家に帰りたい・・・
私が神様に手を合わせ拝んでいると、孫も一緒に手を合わせている。
どうか元気に育ちますように〜

家に帰って、どんぐりで遊んだ。



描けない孫に代わって、描くのは私。
またまた「もう1回」と言う声が・・・

10個ほど描いた所で、並べてにっこり。
袋に入れて、大事そうに持ち帰った。

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