ブブちゃんに会った

サークルの仲間と、橿原市藤原京にあった本薬師寺跡に行って来た。
奈良の薬師寺は、藤原京から平城京に遷都される時、この地より建物が移されたとされている。

ホテイアオイが奇麗だと聞いたので、明日香・談山神社を巡った後、足を伸ばす事となった。
1.4ヘクタールの休耕田には約50万株のホテイアオイが、何処までも広がっている。





薄紫の花が涼しげで、見とれてしまう。
そばに彼岸花が咲いているが、明日香で主役であっても、ここではまるでホテイアオイの引き立て役のようだ。

うっとりと眺めていると、そこには思わぬ動物が。
後ろ姿の可愛いあなたは、誰〜?




猪だろうかと思ってよく見ると、可愛いミニ豚ちゃんだった。
一心に草を食べているので、そばを人が通ろうとおかまいなし。
そのうち見られているのが分かったのか、こちらを振り向いた。




ミニ豚は、自分の事を話題にされていると分かったのだろうか? 
私の方に近づいて来た。
可愛くて触りたくなったけど、犬は突然触ってはいけない事を思い出した。
多分ミニ豚だって同じだろう。

近くに飼い主がいたので、名前を尋ねてみると「ブブちゃん」と教えてくれた。 「ブブちゃん〜」と呼ぶと、こちらを向いた。
ブーブー鳴いて返事するのは、ちゃんと名前が分かっているのだろうか?

飼い主が「お座り」と言うと、ブブちゃんはお座りをしている。
豚は賢いと聞いていたが、本当だった。
中にはお手をする豚もいるらしい。




ブブちゃんは3才の男の子。
ミニ豚用の餌を与え、ペットとして飼っているらしい。
シッポのゴムは、先が長いので地面につかないようにくくっていると教えてくれた。

ブブちゃんとの思わぬ出会いで、ミニ豚の可愛さがよく分かった。

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