ないないづくし

若い人向きの雑誌を見ていたら、「夏のお助けおかず」が目についた。
料理がたくさん載っているが、今まで見た料理本と全然違っていた。
便利と言うか、簡単と言うか・・・

それは、火を使わない・包丁を使わない・料理しなくていい。
見事なまでに「ないないづくし」である。

それを見て、「火を使わないのは電子レンジを使うのだろう」と気がつけば、なかなかの料理人であろう。 当たり (^0^)
雑誌には夏丼バリエとして3色そぼろ丼が載っていた。

耐熱の器に、ひき肉・生姜・めんつゆを入れ、ラップをかけて電子レンジで4分加熱する。取り出してざっとかき混ぜ、さらに電子レンジで3分加熱する。(そぼろ完成)
器にご飯を盛り、せん切りきゅうりとそぼろをのせ、真ん中に温泉卵を割り入れる。
これで、めんつゆがしみ込んだそぼろ丼が完成する。

次に「包丁いらず」は、生で冷凍保存し、解凍して和えるのが多かった。
プチトマトのマリネは、冷凍プチトマトの袋に、水にさらした玉葱とドレッシング・塩・こしょうを加え、15分漬けるだけという簡単さである。

食べきれないうちに痛みやすいピーマンは、へたを取ってせん切りにし、保存袋で冷凍。使う時は湯をかけ、しんなりしたら水気を絞って塩昆布と和えるだけのシンプルさ。
生で冷凍すると食材の組織が壊れて、火の通りが早く、味もしみこみ易いのだという。
でも、栄養面ではどうなんだろう?

野菜を作っている我が家では、食べきれない分は冷凍保存している。
こうすれば旬を過ぎても使えるので便利、ゴーヤも冷凍室にいっぱいだ。
めったに見ない雑誌だが、煮る・炒める・揚げるが多い私には、びっくり!







忙しい今は、スピード時代?
「夏のお助けおかず」だけあって、簡単に調理できるので、若い人にとってアイデア料理なんだろう。
ざっと目を通し、参考になる点は頭の中に入れておいた。
(でも、これが一番心配。 長期保存できる保証はない。)

さてそのお味は?
おいおい料理していき、美味しいかどうかを確かめていきたい。

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