熊野大花火大会

昨日ふろ友4人で、三重県熊野大花火大会に行って来た。
鬼ヶ城を舞台に約三百年の歴史を持つ、一万発の花火大会。
私は見るのが初めてで、この日を楽しみにしていた。

橿原神宮駅で12時前のバスに乗り、道路渋滞に巻き込まれながら熊野に着いたのが夕方4時頃。
駐車場からは20分程歩いて、久里御浜海岸の花火会場にやって来た。
団体ツアーなので有料浜席に座るが、すでに大勢の人が集まっている。
歩いて来たので汗びっしょり! 
海辺の風がひんやりとして、気持ちいい。




7時、いよいよ花火大会の開始だ。
大きな爆音と共に、仕掛け花火や水中花火がどんどん打ち上げられる。






亡くなった方を追善する花火や震災復興への願いを込めて、迫力ある花火が儚くも美しい。
「毎年熊野の花火を見ていた祖父、今年は空の上で見ているでしょうか?」説明を聞いていると、ほろりとしてくる。
もちろん巨大な花火、天まで届いたことでしょう。

メッセージ花火では、「退職お疲れ様でした」と職場仲間からお祝い花火。
地元熊野で花火を愛して止まない人たちの思いが、ここでも伺える。




三尺玉 直径90cm 250キロの重さの花火は、爆発すると600mの大きさに広がる。
海いっぱい、目の前に広がる扇形の見事な花火に、思わず「おおぅ〜」と上がる大きな歓声。




千輪菊の見事な花火の連発は、ため息が出るほど美しかった。
それは、遠くまで来た疲れを吹き飛ばすほど、魅力的だった。

たっぷりと花火を堪能した一夜だった。

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