あったか編み物

友達が編み物を始めた。
その様子がとても楽しそうで、しかも素敵な作品を披露している。
見ているうちに、何だか私もやりたくなってきた。

久しぶりに手芸やさんへ行き毛糸を物色していると、素敵な小物サンプルを見つけた。アクリル毛糸の食器洗い。 だけどしゃれているじゃない・・・

作り方のコピーをもらい、早速挑戦してみることにした。 それがこれ〜
完成品は1辺10cmほどの大きさで、編むのは30分程度。だけど5角形に絡めるのが難しく、1時間もかかってしまった。




若い頃の私は、編み物が好きで夢中になっていた。作ったのは人形や服・座布団・セーターなどで、本を見て何を作ろうかと考えるのが好きだった。機械編みにも興味があり、少しの間習いにいった。
手編みのスカートやマフラーに憧れ、身につけるのがとても嬉しかった。
外を出歩くよりも家で過ごすのが好きな私にとって、編み物は絶好の趣味だった。

10〜20代に作った作品は愛着があり、荷物と一緒に嫁いできた。
どうしても捨てられず今も手元に置いてある。 それがこの作品。

当時ルパン三世の漫画が好きで、スーツ姿のルパンをまねて作った。
歌う時、いつもスカーフを首に巻いていた郷ひろみ人形も。




               我が子のために編んだベストとひざ掛け



今から思うと、自分でもよくまめに作ったものだなぁと感心する。
今の私は、簡単な小物を編むのが精一杯。
編み目が見えにくくなり、若い頃ほど編み物への情熱がない。

だから・・・時間を見つけ、ゆっくりと楽しむ事になるだろう。

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