寒い日の動物たちは?

娘一家が、天王寺動物園へ行こうと誘ってくれた。
春や秋に何度か行った事はあるが、冬の寒い日に行ったことがない。
動物たちは寒さの中で、一体どんなふうに過ごしているのだろう?
興味が湧いてきたので、私も一緒に行く事にした。

入園すると、聞こえてくるはずのにぎやかな鳴き声がなく・・・静か??
派手な綱渡りで人気者のチンパンジーは、じっとしていてまるでぬいぐるみのようだ。 寒いので、ドンゴロスを頭からかぶっている知恵者もいる。
やはり寒さには勝てないか!
チンパンジーが好きなので、動く姿が見れなくてがっかり。




見て〜トラの気持ちよさそうな寝顔。 ちょっと幸せそうに見えてくる?




騒がしい声に何事かと行ってみると、オオカミの遠吠え。
写真の中で首を上げているのが遠吠え中で、こちらも群れで眠っていた。
我が家の犬が、救急車のサイレンで遠吠えするのとそっくり。
オオカミが、犬の祖先だと確信する。
「メイがいるよ」とオオカミを指さす婿どのの説明、分かりやすい〜
 (うちの愛犬はメイで、茶色の毛並みである。)




かばは水の中に潜っているが、時々顔を出し、しぶきをあげて呼吸する。
その様子が面白くて、たちまち子どもたちの人気者に。



きりんや像・ライオンもいたが、秋ほど行動的ではなく動きが鈍いように感じた。動物たちも冬の寒さに耐え、何とか暖をとろうと体を寄せ合ったりじっとしたりしているのだろう。

元気だったのは、ペンギンとアシカだろうか?
えさをもらおうと水から顔を出し、しきりと存在をアピールしていた。

動物園へ行くなら、やはり春か秋の暖かい頃がいいかも知れない。
動物も人間と同じで、春を待ちわびているのだろうなぁ。

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