どんど

14日、8時半より大字担当の者で、どんどの準備に集まった。
うちは、夫が準備に出かけて行った。
近くの竹やぶから竹を切り、藁と一緒に運び出す。
寒さの中、大きな竹を切るのは、慣れているとはいえ大変だろう。

田んぼの一角に、天を仰ぐように。
高さ4メートルぐらいは、あるだろうか?
崩れないようにしっかりと、しかも高く積む。
下の方には、お正月のしめ縄やお守り・習字なども一緒に入れ込む。




火をつけるのは、午後6時。
一斉にどんどが、暗闇の中で燃え上がる。
あちらこちらで、竹の炸裂する音。
「パチパチ」「ポン!」と音が激しくなってくる。
炎が大きく上がり、勢いを増す。

無病息災

ー元気に過ごせますようにー

火にあたると、ローソクに火をつけて持ち帰る。
その火で、神様の明かりを灯すのだ。
そして、ぜんざいを仏様にお供えする。

翌朝、赤飯を葉の上に乗せて、門や玄関の入り口に置く。



多分、魔よけになるのだろうか?

伝統的などんどは、地域によりやり方が違うだろう。
昔は、どんどでおもちを焼いて食べたり、その火でお風呂を沸かしたりしたものだ。
子どもの頃どんどが嬉しくって、学校から帰るとすぐにとんで行った事が懐かしい。

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