お笑いトーク

最近面白い会話を耳にした。
それは、思い出すとおかしくって笑ってしまう。

電気店から、ご来店記念とお買い上げ先着５０名様抽選にプレゼントの
案内が届いた。
期間中にと店で電球を買い、レシートを持って抽選会場へ向かった。
店員は、おみくじのような箱を出し、棒のくじを引くようにと言う。
何だかよく分からず、うながされるままにくじを引いた。
すると、「当たりです。」と言ってひざかけとご来店記念品を袋に入れて
渡してくれた。
そこまでは、「当たって良かった〜」の話だが、続きがある。

私が立ち去ろうとすると、そばに来た６０過ぎのおばさんが店員さんに
「なぁ〜　みんな当たるようになってんの？」と聞いている。
店員さんは困った表情で適当に受け流していたが、そばで聞いていて
笑いがこみ上げてきた。
まぁ、周りを見れば確かに、皆さんひざかけ入りの袋を持っている。
でも、わざわざ尋ねるおばさんも初めてである。驚いた〜

もう一つ。　毎日行くお風呂の脱衣場での話。
風呂上がりに服を来て、これまた６０過ぎの女性２人が体重の話を
し始めた。
「私、ずっと４７キロよ。」　
「私は５４キロ。　あなたは骨が細いのね。うらやましい。」
「姿勢よく歩くと若く見えるのよ。こんなふうによ、ほら。」
いきなりモデルさんの如く、ウォ−キングを始めた。
二人は、デューク更家が大阪でレッスンを開いている話で盛り上がり、
歩く時の姿勢の大切さを話している。

その内、一人が格好よくデューク更家の歩き方を真似し始めた。
すると見ていたもう一人が、
「ホントホント、さすがモデルさんやってただけあるわぁ〜」
私が、えっ、えっと思って聞いていると、
「それだけほめてもらったら、何かおごらなあかんなぁ。」と、二人で
大笑い。

お風呂は裸で湯船につかり、リラックス。
心も解放されるのか、かなり冗談が飛び交う。
女三人寄ったらかしまし娘じゃないけど、愉快・愉快〜

はたで聞いていたら、どちらもまるで吉本・お笑いの世界。
ボケとつっこみができていて、テレビのお笑いを地で行っている。

街はお笑いがあふれているが、嫌な場面に出くわすよりも楽しい。
でも、愉快なおばさんたちが増えているのは確かである。
私もその一人だと思いますが・・・