竹久夢二

竹久夢二の絵が好きだ。
彼は、数多くの美人画を残し、大正浪漫を代表する画家である。
魅かれる所は、女の人の憂いを含んだ表情にある。
うりざね顔で(瓜の種に似て、色白・中高、やや面長な顔で、美人の典型
とされた)おちょぼ口
目線が、上向きや伏し目がちで、物憂げな感じの雰囲気である。
女性の私でさえ、色香を感じる。

私は大正浪漫に憧れて、着付けを習った事がある。
けれど、着こなすまでには、いたらなかった。
辛うじて、着れるようになったという程度である。
それでも、独特な女性の雰囲気に憧れる気持ちに、変わりはない。
夢二描く女性に近づくには、どうすれば良いのだろう?
時に考える。

竹久夢二は詩人でもある。
中でも「宵待草」は歌になったほど有名である。
        
        ー宵待草ー
      待てど暮らせど 来ぬ人を
      宵待草のやるせなさ
      今宵は月も出ぬさうな

竹久夢二の有名な絵を写真加工してみた。




画像は借り物で、周りは浮き彫りふうに加工して、実を落としている。
横顔・表情・襟足の開き具合・袖から見える白い肌・・・
やっぱり竹久夢二の絵は、何度見ても色香漂い素敵だ!

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