干支(申)の染め

毎年作っている干支の飾り(申)を染めました。
大きさは色紙大で、先生の型紙をお借りしています。




最初、麻の布に糊を置いたものに染めていきます。

まず文字の色を決めていくのですが、私は萌黄色にしました。
それに合う色で、つるし飾りを朱に決めました。
何度も顔料を重ねていきますが、にじまないように気をつけないといけません。

今回はしっかり色が入るように、2週に渡って染めました。
おおまかな塗りと本塗りの2回染めると、時間をおいた分、布にしっかり色が入っていきます。

5日ほど乾かし、水に浸けて糊を落とします。




茶色の糊が落ちていき、くっきりと絵が現れてきます。
どうやらきれいに、染まったようです。
嬉しくもあり、ホッとする瞬間でもあります。

先生宅へ行き、補修と金色を重ねて完成です。
(写真ではわかりませんが、実際は金糸のように光っています)




来年もよい年になるようにと願っています。

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