シェルブールの雨傘
シェルブールの雨傘は悲運なストーリーで、印象に残るのがラストシーンです。
私は、ユーチューブで何度も観ました。
ストーリーは、傘屋の娘ジュヌヴィエーブと工員の青年ギイの恋が、アルジェ戦争によって引き裂かれ、互いに愛し合いながらも別々の道を歩くまでを描いた悲恋劇です。
雪の中での再会と別れは、切ない思いを胸の中にしまいこみながら語り合うのですが、二人の静かなやりとりが、かえって余韻となって心に残ります。
つながっていそうで、つながっていなかった二人・・・
見つ目合う瞳に映る恋しい人の姿に、長い年月を一瞬忘れかけてしまうかのように思われたのですが、もう時間は戻せないのですね。
降り注ぐ雪が、そう語っているようです。
その名曲を歌い、ユーチューブにアップしました。
映画のストーリーを追った画像と共にお楽しみ下さい。
真ん中の▲をクリックすれば、私の歌が流れます。