いらっしゃい!
お彼岸の墓参りに、娘一家がやって来た。
4月から幼稚園になる孫は、「こんにちは〜」と、元気いっぱいに挨拶をして入ってきた。背が伸びて、おしゃべりもいっぱいできるようになり、随分お姉ちゃんらしくなってきた。
1才のチビちゃんは、お姉ちゃんがいるので安心して機嫌よく遊んでいる。
でも・・・
大きな馬のぬいぐるみに乗ったお姉ちゃんを見た途端、びっくりして泣いてしまった。
目線に自分よりも大きな馬が現れたのだから、そりゃぁ〜恐怖だったのだろう。
後ずさりして、抱っこするまで泣いていた。
昼食は、おでんと特大エビフライ・ひとくちカツ・味噌汁を出すと、エビフライが気に入ったようでパクパクと食べている。
1才の赤ちゃんも、カツを手に持って放さない。
美味しそうに喜んで食べている姿を見ると、こちらまで嬉しくなってくる。
でもだんだん飽きてきて、炬燵の中に入り遊びだした。
パパが「食べられちゃうよ〜」と足を掴んで引っ張ると、暗くて中が見えないからか、本当に食べられると思ったのだろう。「食べられちゃう〜」「入るの恐いよう〜」と、泣きだしてしまった。
トラウマになってはいけないと抱っこして一緒に炬燵に入ったら、泣きやんだのでホッとした。小さい子どもは何でも素直に信じてしまう。
孫は自分の家と違って、見たこともない物がいっぱいあるので、次々と遊び道具を引っ張り出している。 家探検という所だろうか?
キティちゃんの人形やどらえもんを見つけると、笑ってとても嬉しそうだ。
室内滑り台や人形にと、遊ぶのにもたいくつしない
その様子を見ていると、すくすくと育っているのを感じ、ますます愛しくなってくる。
一緒に墓参りしてから帰って行ったのだが、忙しくても楽しい一日だった。