何でもあり？

車のオイル交換に出かけたら昼過ぎまでかかってしまったので、回転寿司店に寄った。
カウンター席に座り、お決まりの好きな寿司を数皿頬張る。
しばらく食べるのに夢中だったが、お腹が満たされたので何気なく隣を見ると、
そこには、ひとりのシニア男性が坐っていた。

ふとお皿を見ると、ピーマンの炒め物がのっている。
ガリを自由に取れるのは知ってるが、ピーマンもあったのか？
美味しそうなので私も食べたいとテーブルを探した。
でも・・・何処にもない。

もう一度よく見ると・・・

何とその男性！
持参したピーマンの炒め物をマイ瓶から出し、皿にのせているのだった。
しかも焼酎のカップらしき物があり、ヘッドホンをつけてスマホ？（テレビ）を見ている。

寿司は一口でパクッの私だが、男性は数種類を取るとネタをご飯からはずし盛り付け、居酒屋のようにチビチビと食べている。

もしかして男性は、帰ってもひとりなんだろうか？
あたかも自宅で昼食を取ってるかのように、テレビを見ながらのんびりと味わって食べている。
マイ醤油ならぬ、マイピーマンと焼酎を持参で。

回転寿司といえば速い・安い・美味しいで、外仕事や急いでいる人・家族連れが多いように思っていたが、こうやってのんびりと食べる人を初めて見た。

今は何でもありなんだろうか？
時代の流れが変わりつつあるように思った。