来年の手帳

2013年の手帳を買った。
去年初めて手帳を買う時、どうせならおしゃれ感覚で楽しい気分にしてくれる物をと選んだ。
1年間使ってみて、文字が見やすく使いやすかったことに満足している。




私の予定は毎日が日曜日。 たまに予定が入る程度。
でも、その「たまに」が曲者で、メモしないとうっかりしてしまうことがほとんどだ。
それが1ケ月先になると、もっと危うい。
昔は旅行が楽しみで頭の中に刻み込んでいたのに、今は「ちょっと待って・・」と確認する日々。 いやぁ〜情けない。

スーパーに行けば、何処もクリスマスの飾り付け。
おまけにしめ縄の飾りまで並んでいて、今にも年末かという雰囲気である。
手帳を買うとますますその気分が高まり、年の暮れが近づいたような気がする。 もうすぐ12月だから、1年が経つのは早いなぁ〜

2012年の手帳を見ると、走り書きでいっぱいメモしてある。
予定だけでなく、忘れてはいけない事や思いつきも。
目を通していたら、単調な毎日だけど平凡に暮らせる喜びが湧いてくる。
人との出会いや交流が、笑いや喜びをもたらしてくれた。
有難いことである。

他の人は、もっと予定が入っているのだろうか?
でもいっぱい空白の手帳を見て、ゆっくり過ごせた幸せをかみしめている。
一日のうち「これをやった」と言える何かがあれば、満足なのだ。
それは、ほんのささいな事であっても良い。

若い時は、忙しい中でゆっくりできる楽しみ。
今は、ゆっくりの中で達成できる喜びなのかも知れない。

.entry-content { font-size:18px; }