手書きの文字

地域の情報誌「ぱ〜ぷる」のプレゼントに、応募しようとハガキをとった。
実は数年前にペア1組2名様のランチが当たり、娘と二人で食事に行った事がある。
久々の本購入でその事を思い出し、応募する気になったのだ。
もちろん今度もランチ狙い。

応募用紙は所定の物で、本誌のアンケートにも答えねばならない。
「面白かったコーナーとその理由」 「本を見て実際に行こうと思った所」 
などの項目がある。

なるべく丁寧に書こう。 また当たりますように・・・ 
そう思いながらボールペンを走らせた。

ところが、書いた字を見て愕然となった。
自分では丁寧に書いているつもりなのに、文字が踊っている。
もう一度、丁寧に書こうと試みた。
やっぱり満足する字が書けない・・・ショック!

現役で働いていた頃は、毎日字を書いていた。
丁寧に書くのが必然で、とにかく一字一字意識して書く事が多かった。
元々奇麗ではなかったが、丁寧に何回も書いているうちに上手になっていった。(と、自分では思っている)
整った文字というのは書くコツがあり、練習すれば上手くなる。

ところがリタイアしたとたん、あらたまって字を書くことがなくなった。
代わりに増えたのが、テレビ番組の料理とパソコンのメモ。
急いで書かないと間に合わないので、そのほとんどが走りが書きになる。
だから後で見た時、何が書いてあるのか読めない事もある。

走り書きをしていたら、崩した文字がくせになってしまうのだろうか?


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