野菜や果物の新品種

1月25日付けの日本経済新聞を読んでいたら、興味深い記事を見つけた。
それは、「野菜や果物の新品種が続々と登場している」という事で、

イチゴの新品種は最近5年間で73件登場し、その前の5年前に比べ6割多い。
トマトの新品種も、なんと3割増えた。
甘さや見た目・大きさといった特徴を競い合い、市場は活気づいていている。

という内容だった。
ケーキやデザートに好まれるイチゴの新品種に共通する特徴は、「大きさ」と「甘さ」らしい。

引き金となったのは、大きさに加え甘さが特徴の高級イチゴ、福岡の「あまおう」で、
その後奈良では糖度13度以上の「古都華」、熊本では白い果肉の「あその小雪」などが続々と登場した。

体に良いからだろうか、野菜売り場でトップクラスの売り上げを誇るトマトは、タキイから「桃太郎シリーズ」を出している。
甘くて味の良いトマトの登場で、メロンからの転作が目立つのだという。

スーパーの店頭で、最近はフルーツトマトやフルーツ人参などを見かける。
一度試食でジューサーにかけた人参を飲んだことがあるが、砂糖が入っているのと思うほど甘くて美味しかった。
健康志向で野菜ジュースが流行っているが、これなら売れるのも納得がいく。
売れ行きも順調のように思える。

これからも、ますます新品種が登場するのだろうか?


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