松伯美術館〜秋篠寺を訪ねて

3人で、奈良にある松伯美術館から〜秋篠寺を訪ねて行く機会に恵まれた。
私は行ったことがなかったので、この日を楽しみにしていた。






松伯美術館は、上村松園・松篁・淳之三代にわたる作品を紹介していて、見ごたえのあるものだった。




写真と違い、本物は描いている時の筆遣いが感じられ、線が生きているように思えた。 それは、見ていてため息が出るほどの美しさだった。
時間を忘れるほど・・・とはこの事だろう?

絵を描くのに様々な鳥を飼っていた庭園は広く、見ごたえがある。






喫茶コーナーになっていて、ここで休憩もできる



続いて秋篠寺へ向かった。
崩れ落ちた土塀にも趣きがある。





苔が生えた庭園はしっとりとして、静かに時間が流れていく。



本堂(国宝)で鎌倉時代の建築と考えるべきであるが、様式的には奈良時代の純和様建築として注目されているらしい。
この寺の本堂に安置されているのが、おだやかな微みと立ち姿の美しさで知られる伎芸天立像である。





ゆったりと秋篠寺を周り、充実した一日だった。

その後、秋篠窯や有名なカフェにも寄り満足して帰路についた。
ご一緒して下さり楽しかったです。有難うございました。

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