愛逢月(めであいづき)
7月は「愛に逢う月」
ー「美人の日本語」山下景子さんの本よりー
七夕月 七夜月(ななよづき) 愛逢月(めであいづき)
どれも七夕にちなんだ7月の異称である。
写真加工「7人のおき手紙」のサークルで、与作さんから塗り絵の課題が出された。この絵を使い作品を作るというのだ。
七夕にちなんだ訳じゃないでしょうが、月を眺めるかぐや姫。
「今はとて 天の羽衣 着るをりぞ 君をあわれと 思ひいでける」
ー今は、これまでと思って天の羽衣を着るにあたり、君(帝)のありがたさ を改めて思い知ったー
かぐや姫が月からの使者に連れられて、月の都へ戻ろうとする前に帝に宛てて詠んだ歌である。
今回は、それを作品に取り入れる事にした。
竹取物語の雰囲気が、上手く出せるかしら?
細かい塗り絵なので、結構塗るのに時間がかかる。
牛車が降りて来た場面は、かぐや姫をペイントで消して修正。
持従を書き加えるなど手間がかかったが、何とか完成。