贅沢な悩みかも知れないが

舅は84歳 姑82歳
年齢を聞いた人は、かなりの歳だと思うだろうが至って元気。
舅は朝6時に起きて、野菜の世話や草引き・収穫などをしにバイクで畑へ行く。 それも朝から夕方まで。 雨であろうが家にはいない。
1番の生きがいが、野菜作りなんだろう。

これは我が家に限った事ではなく、近所ではごく普通の事だ。
昔の人は本当によく働く。姑さんも「忙しい」を口ぐせにいつも働いている。
道の駅に野菜を置いたり近所の方に配ったりして、喜んでもらうことが生きがいなんだろう。

私は舅に、「昼間はゆっくりとしたら。」とよく言う。
暑くなってくると、熱中症で倒れないかも心配だ。持病の薬も飲んでいる。
でもじっとしておれないのか、昼ご飯を食べた後少し休んでは、また畑へ行く。

近所の86歳の方が、田んぼで機械ごとひっくり返った。
骨を折って3ケ月ほど入院していたが、今は元気に畑に出ている。
心配なのかお婆さんが一緒の事が多い。
田んぼは土がでこぼこなので、ひっくり返って運悪く命を落とした話も耳にする。

そんな心配をしていたら、舅さんがおとつい道路で曲がりきれずに引っくり返ってしまった。 幸い手の擦り傷程度の怪我で済み良かったが、JAさんを呼び機械を上げてもらうこととなった。
無理しないようにと思うが、本人は年齢を自覚せず、いつまでも若いつもりでいる。

また夫が野菜を植えようとすると、舅とは野菜作りへの考え方が違う。
植える野菜の種類や量・世話の仕方・・・
若い人に任す所は任せてと思うが、経験豊富な舅にしたら任せきれないのだろう。
少々失敗してもいいから、夫に任せたらと思うが、目をつぶる事ができない。 でも、それではやる気が失せてくるではないか?


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